2023年11月28日付

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暑い、暑いといっていた夏が過ぎ、あっという間に冬の足音。秋を飛び越したような感覚がある。寒いのは苦手だが、あの暑さはもう御免である▼記録的な猛暑といわれたが、まさに記録ずくめの夏だった。日本気象協会によると、群馬県桐生市、埼玉県熊谷市、京都市で年間猛暑日の最多記録を更新。東京でも年間猛暑日22日、真夏日90日はともに過去最多、真夏日連続64日は過去最長となった▼9月に入ってからも厳しい残暑が続いた。中旬から下旬にかけてこれまでで最も遅い猛暑日記録を更新した地点も。甲府市や静岡市は9月28日に記録した。これではなかなか秋を感じられないまま冬を迎える感覚になってしまうかもしれない。地球温暖化が足元まで迫っている。温室効果ガスの削減に向けた取り組みが急がれる▼その切り札の一つが再生可能エネルギーの活用だろう。ささやかな取り組みながら我が家もまきストーブを入れた。かつて取材を担当した自治体では森林資源活用の一環としてまきやペレットなど木質バイオマス(生物資源)を利用したストーブ・ボイラーの導入を推進していた。取材を重ねるうちに刷り込まれたのか。思い切って導入を決めた▼スイッチ一つで温風が吹き出すファンヒーターやエアコンと違って少し面倒なところもあるが、点火の”儀式”を楽しむ余裕も出てきた。便利さだけがすべてではないことを実感している。

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