居場所つなぐ「こどもバス」 伊那市で試行

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伊那まちBASEを出発する「こどもバスBINGO」に乗り込む子どもたち

伊那市内の子どもや若者の居場所をつなぐ送迎サービス「こどもバスBINGO」が28日から始まった。伊那市こどもの居場所ネットワークが市の委託を受けて来年3月まで試験的に運行。同市荒井の伊那まちBASEを起点に、市内の居場所へ運行する。送迎の困難な保護者に代わって交通手段を確保し、居場所を必要とする子どもを支援する。

こども家庭庁の「NPO等と連携したこどもの居場所づくり支援モデル事業」に基づく取り組み。主に小学1年生~中学3年生が対象。

毎週火、木曜日は午前9時30分に伊那まちBASEを出発し、同市高遠町で認定NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジが運営する「みんなの楽校」へ送る。夕方には伊那まちBASEに戻る。毎月第1水曜日には伊那市ミドリナ委員会が市民の森で開く「たき火の日」に向かう。

原則、前日までに予約する。利用者はガソリン代として1家族当たり往復300円を支払う。車は7人乗り。

初日は伊那まちBASEから小学5年生と2年生の2人が利用した。母親の大塚美枝さん(46)は子どもたちは高遠での活動を楽しみにしているといい、「仕事や用事で送迎が遅れたり、(自分の)具合が悪かったりすることもあるのでありがたい」と期待していた。

同ネットワークは試験運行を通してニーズを把握しつつ事業運営のノウハウを確立して、次年度の継続につなげたい考え。事務局の石田健祐さん(35)は「伊那市と連携しながら、『こどもまんなか』社会の実現のため、居場所をつなげたい」と話していた。

問い合わせは事務局(電話090・1434・0792)へ。対応は平日の午前9時~午後5時。

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