菊の祭典で最高賞 早瀬さん2大会日本一

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日本菊花全国大会の最高賞に輝き、2大会で日本一に選ばれた早瀬勲さん。大きなトロフィーの前で喜びを語った

諏訪市豊田小川の早瀬勲さん(68)が、国内最大級の菊の祭典「日本菊花全国大会」(10月20日~11月23日、大阪府)の「切花単花の部」で最高賞に当たる国土交通大臣賞に輝いた。全日本菊花連盟全国大会(11月9、10日、静岡県)のキングサイズ・厚物の部でも金賞を受け、2大会で日本一に選ばれた。「苦労して、ようやくたどり着いた」と喜びをかみしめている。

日本菊花全国大会は、菊作りの名人が一堂に会する祭典。三本立花壇、福助花壇、達磨など9部門があり、約2万5000点が寄せられた。早瀬さんが出品した品種「国華宝器」は、白い花びらが中心に向かって美しく重なり、花の形状、色つやともに高い評価を受けた。

日本菊花全国大会の「切花単花の部」で国土交通大臣賞を受賞した早瀬さんの菊

早瀬さんは25年ほど前から菊作りに励む。同連盟で全国優勝の経験を持つ故小林万作さんに師事。菊栽培愛好者でつくる諏訪大社秋香会で審査員も務めた。現在は日本菊花会、同連盟に所属する。

屋上で育てるなど独自の栽培方法に取り組む早瀬さん。今夏の猛暑で花の咲き始めが遅く、開花期の調整に苦慮。得意とする福助、達磨などの鉢花は開花が間に合わなかったため断念し、切り花を出品したところ、「無欲の勝利」につながった。

2メートルを超えるトロフィーを見上げ、「名人が集う祭典で一生に一度でいい、受賞できればと願っていた」。切り花での予期せぬ快挙に「福助や達磨でも日本一をとりたい」と新たな目標を掲げた。

同連盟全国大会では、品種「国華理想」で直径約25センチの大輪を咲かせて出品。早瀬さんが同大会で頂点に輝いたのは、4年ぶり2度目となる。

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