伊那市内でドラマロケ 伊那谷FCが撮影協力

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伊那谷フィルムコミッション(FC)が撮影協力し、高遠高校など伊那市内で今秋、ロケが行われたテレビドラマ「佐原先生と土岐くん」(全8話)の放送が30日深夜からMBS毎日放送(大阪市)で始まる。撮影期間中は市内外から多くのエキストラが参加し、同校では通常の学校活動と同時進行で撮影。番組公式サイトで公開されている予告編では校舎や教室の様子が確認できる。

鳥谷コウの同名人気BL(ボーイズラブ)コミックが原作で、岐洲匠と八村倫太郎の若手注目俳優のダブル主演でドラマ化。「胸キュンが止まらない!体育教師とピュアなヤンキーのもどかしすぎるラブコメディ」(公式サイトより)という。県内での放送はないが、見逃し無料配信動画サービスTver(ティーバー)で放送終了後から1週間限定で視聴できる。

ロケは10月24日から11月5日まで、市内外のエキストラ約90人が参加して高遠高や国立信州高遠青少年自然の家、高遠スポーツ公園で実施。伊那谷FCによると、クランクイン間近に急きょ持ち込まれた企画だったにもかかわらず、同校や自然の家の全面協力を得たという。特に生徒がいる学校での撮影は珍しく、「生徒と撮影班の住み分けや撮影場所の確保など、学校側には難しい調整をしてもらった」と感謝する。

伊那谷FCは伊那市役所職員が課をまたいだプロジェクトチームをつくり、2010年から活動を開始。ロケを支援した作品はミュージックビデオやテレビCMも含め累計で250件に上る。ロケ地では入笠牧場と千代田湖が人気で、業界内の”口コミ効果”が大きいという。

FC事務局の池上政史さん(49)は「24年以降も映画やドラマの公開待機作品が7本ある。市内でドラマや映画の撮影が行われることで、シビックプライド(地域に対する誇りや愛着)の醸成につながれば」と期待している。

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