地元菓子店とコラボ、商品開発 ひまわりの家

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完成した新商品をPRするひまわりの家の利用者

南箕輪村社会福祉協議会が運営する就労継続支援B型事業所「障がい者生きがいセンターひまわりの家」は、菓子店とコラボレーションしたクッキーと、自家栽培したハーブを用いた調味料ハーブソルトの2品を新商品として開発した。19日に開かれた村社協まつりなどのイベントで販売を始めた。これまでもバッグやアクリルたわしなどの自主製品はあったが、食品分野への参入は初めて。コロナ禍で企業からの受託作業が減少する中、自主製品を強化して施設利用者の工賃確保につなげたい考えだ。

菓子店とのコラボ商品は、菓匠Shimizu(伊那市)の焼くクッキーに、村のイメージキャラクター「まっくん」の絵柄をプリント。利用者が施設のシンボルでもあるヒマワリをアレンジしクッキーの絵柄や包装に貼るシールにデザインした。1枚180円で、社協まつりでは60枚を完売した。

ハーブソルトは、施設敷地内で春から栽培を始めたバジル、ローズマリー、タイム、オレガノ、セイジを、岩塩、黒コショウ、ガーリックと調合。食欲を誘うスパイシーな香りでさまざまな料理に合う万能調味料に仕上げた。17グラム入り1瓶500円。社協まつりでもほぼ完売し、食卓が豊かになると好評だ。

同店の厚意で原価で提供されるクッキーは包装やシール貼り、ハーブソルトは栽培から瓶詰めまで利用者が幅広く携わることで、自主製品の優位性を生かして工賃確保につなげる。各種イベントでも利用者自ら販売するなどして社会参加の一助に。今後は周辺の道の駅などで常設販売できるよう取り組む。

ひまわりの家は身体、精神、知的のそれぞれ障がいを持つ村近隣の27人が利用。製造業などから寄せられる作業の受託のほか、自主製品や農作物の生産など行っている。しかし、新型コロナ感染拡大の影響などで企業からの受注が減少。工賃は減り、利用者の生活を直撃した。

副施設長の足助典子さんと相談支援員の有賀さとみさんは「受託は回復傾向にあるが波が激しく、自主製品を充実していきたい」と話す。

得意のパソコンを駆使してクッキーやシールのデザインを手掛けた櫻井星望叶さんは「色みを合わせてまっくんのデザインを崩さないようにヒマワリをアピールしてみた」と笑顔。同僚の木下一美さんは「たくさん売れるとうれしい」と目を細めた。

12月6日には伊那市の県伊那合同庁舎、同14日には伊那市役所で販売会がある。購入などの問い合わせは、ひまわりの家(電話0265・76・7603)へ。

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