諏訪市消防団 県福祉大で入団呼び掛け

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諏訪市消防団の活動についての説明を聞く県福祉大学校の1、2年生

諏訪市消防団第三分団第三部(河西優樹部長)は29日、団員確保に向けた取り組みの一つとして、担当地域にある県福祉大学校(同市清水)の1、2年生約80人を対象に消防団活動を紹介する説明会を同校で開いた。役割や現状のほか、学生や女性団員の活躍も紹介。「学業とも両立できる」として積極的な入団を呼び掛けた。

消防団活動を知ってもらい、若い人材の確保につなげようと初めて計画した。近年、人口減少や少子高齢化などを背景に、消防団員数は全国的に減少傾向にあり、市消防団では28日現在、定員750人に対し606人で、2014年の805人から約200人減少。上諏訪地区の第二分団は団員不足のため幹部の選出が難しくなり、部扱いとして第一分団に組み込んで活動している。

こうした現状を受け、今年度は市消防団、市消防委員会、防火防犯組合連合会、市議会、女性団体の代表者ら約20人で構成する諏訪市消防団再編計画策定委員会が発足。今年度中に再編を検討する分団、部の条件を決め、来年度末までに消防団再編計画を策定する予定だ。

説明会で河西部長は、消防団の主な活動として▽火災・災害出動▽訓練▽予防啓発活動-を紹介。「既存の団員にも仕事や家庭があることから、皆”出られるときに出る”という考え方で活動をしている」とし、「皆さんには学業を優先していただき、都合の良いときに参加してもらえれば」と呼び掛けた。

同校2年の松下夢奈さん(19)は「消防団は男性のイメージが強かったので、女性が活躍しているのが意外だった」と話していた。

河西部長は「団員確保はもちろん重要だが、まずは学生たちが若いうちから、地域消防・防災を考える機会になれば」とし、「(説明会は)一過性のものではなく、新入生などを対象に今後も定期的に開きたい」と話した。

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