ライチョウ保護CF開始 県、1300万円目標に

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阿部守一知事は11月30日の会見で、絶滅危惧種で国特別天然記念物のニホンライチョウの保護に取り組むためインターネット上で寄付を募るクラウドファンディング(CF)を同日から開始したと発表した。目標金額は1300万円で、阿部知事は「県鳥でもあるライチョウの生態を守っていけるよう県内外の多くの人の力を借りて取り組んでいきたい」と述べた。寄付は来年8月31日まで。

ライチョウの生息数は、1980年代の調査で3000羽だったのが、地球温暖化による植生の変化やシカの進出による高山植物の減少などを要因に2000年代初頭には約1700羽まで減少するなど絶滅の危機に瀕している。このような状況を受けて県は、20、21年の2度にわたりライチョウ保全のためのCFを実施。2年で目標金額を約800万円上回る1270万円の寄付が寄せられた。寄付を受け県は、保護に関わる人材の育成やライチョウの目撃情報投稿アプリ「ライポス」の開発、啓発動画の作成などに活用した。

今回寄せられた募金は、各山域における今後の保護増殖のために、近年、十分な生息調査が行われていない北アルプスや南アルプスなどの生息調査に活用する。また、ひなの捕食が確認されているキツネやテンなどの調査も行い、捕食者への効果的な対策の検討材料とする。

CFは、県のふるさと納税受け付けサイト「ガチなが」で受け付けている。返礼品はない。問い合わせは県自然保護係(電話026・235・7178)へ。

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