おせち料理の食材高価 消費者に厳しい年の瀬

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正月用の食材が目立ち始めた生鮮売り場=A・コープ伊那中央店

正月用の食材が目立ち始めた生鮮売り場=A・コープ伊那中央店

上伊那地方の大型店や生鮮食料品店では歳末の売り出しが行われている。正月のおせち料理を彩るカズノコやイクラといった海産物の価格が高騰するなど、消費者にとって厳しい年の瀬となっている。

食品卸の丸水長野県水伊那水産グループ(伊那市)によると、カズノコとイクラは3割、カニも2割ほど例年に比べて高い状況。不漁が主な要因で、煮イカは入荷もなく、ホタテも高めだという。「ブリなどの価格は例年並みだが、社会も変わり年末年始のごちそうは魚類ではなく、肉へと移る傾向にある」とも説明する。

A・コープ伊那中央店(同市狐島)でも正月用食材が店頭に目立ち始めたが、海産物をはじめ農産物や加工品など全体的に高値傾向だという。27日に同店を訪れた市内の女性(69)は「高くてもやはり正月には欠かせないものがある。量を減らすなどして対応し、客が混まないうちに早めに購入したい」と話した。

今年は曜日の関係で正月準備の歳末商戦は短期決戦だといい、「本格化し始めるのは29日からで、30、31日のぎりぎりまで続く」と同店の担当者。売り手にとっても先が読みにくい厳しい年末となっている。

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