ワカサギ投網漁、きょうから禁漁 諏訪湖漁協

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型が大きいものの、数は少なめとみられる今季の諏訪湖のワカサギ。諏訪湖漁協が12月から投網漁を禁漁とすることを決めた

諏訪湖漁業協同組合が、諏訪湖のワカサギ投網漁を11月末で打ち切り、12月1日から投網漁を禁漁とすることが分かった。春の採卵に向けて親魚を保護する目的。臨時理事会で決定し、組合員や川魚店にも通達した。一方、12月からのワカサギ釣りに関わる自主規制は、関係機関・団体による10月の連絡会議で確認した通り、釣り時間は昨季と同じく午前7時~午後3時30分とし、1日の釣り量の上限も設けない。

投網漁は9月に解禁し、週2日・1日1時間に制限して続けてきた。今季のワカサギは型が大きく、漁獲量はそれほど悲観的でないものの、県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)の魚群探知機調査からも資源量(数)は少ないとみられており、11月末で打ち切ることを決めたという。

近年は出漁日や時間を制限しながら、採卵前の1月中下旬までは投網漁を継続し、年明けの初市でもワカサギが主役だった。取材に対し、漁協の藤森惠吉組合長は「漁師に捕らせたい思いはあるが、来春の採卵を成功させるために苦渋の決断をした。資源保護のためにできることは全てやっていく」と強調。和船を使った魚食性鳥類の追い払いにも力を入れる考えを示した。

釣りの自主規制は12月~5月末を期間とし、1日からは親魚が集まりやすい場所や採卵河川の河口部などに禁漁区を設定する。湖周の釣り場に看板を設置し、遊漁者に理解と協力を求めていく。

藤森組合長は「遊漁が資源量の低下に与える影響はそれほど大きいものではない」と改めて説明。「投網漁は禁漁とするが、ワカサギ釣りは連絡会議で決めた通りとし、冬の観光誘客に貢献したい」と話した。

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