県内外の奏者8人 下諏訪と伊那で古楽演奏会

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演奏会に向けて練習する出演者たち

演奏会に向けて練習する出演者たち

南信地方や関東、中京圏を拠点に活動する古楽奏者ら8人は来年3月、茨城県つくば市、伊那市、下諏訪町の3会場で古楽演奏会を開催する。ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージが作曲した宗教音楽の至宝「スターバト・マーテル~悲しみの聖母」を演奏する予定で、同曲の古楽器オリジナル編成による演奏は県内初だという。

県内出演者は、ソプラノ歌手の浦野純子さん=伊那市=とメゾソプラノ歌手の熊崎志津子さん=同=、オルガニストの杉本周介さん=原村=、バロックヴァイオリニストの平波智映さん=富士見町=の4人。県外からはコンサートマスターを務める丹沢広樹さんら古楽演奏の第一線で活躍するバロックヴァイオリン、バロックチェロ、ヴィオローネ奏者4人が出演する。

演奏会は浦野さんと熊崎さんの発案で、古楽仲間に呼び掛けて実現。来年3月12日のつくば文化会館を皮切りに、同25日に伊那市のカトリック伊那教会、同26日に下諏訪町のハーモ美術館ティーセントホールでの開催が決まった。

コンサートで演奏するスターバト・マーテルは、13世紀に生まれたカトリック教会の聖歌の詩に曲をつけたもので、死の間際に書き上げた曲。ペルゴレージは甘美な旋律にあふれた曲で知られ、古典派音楽様式を最も早く示した作曲家として音楽史に名を残し、モーツァルトら多くの作曲家に影響を与えたとされている。

練習は半年ほど前から始動。それぞれ活動拠点が離れているため個人練習が中心だが、来年2月には東京で全員での音合わせを行い、演奏会に備えるという。メンバーたちは「古楽を知らない人でも楽しめるとても美しい曲。古楽やクラシックファンだけでなく多くの人に聞いてもらいたい」と話し、意欲的に練習に取り組んでいる。

入場料は各会場とも3000円。全席自由。問い合わせは木下さん(電話090・8849・2147)へ。

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