響く木やりお願いだ― 中洲小4年音楽の授業

LINEで送る
Pocket

音楽の授業で木やりを練習する中洲小学校4年生。両手を突き上げて元気いっぱいの声を響かせた

将来の御柱祭、おねがいだー--。諏訪市中洲小学校は今年度、4年生の音楽の授業で木やりを取り入れた。中洲地区は諏訪大社上社本宮のおひざ元。地域に伝わる音楽に親しもうと、諏訪市木遣保存会の協力を得て5~7日の3日間、クラスごとに木やりの授業をする。初日は4年1組の31人が姿勢や発声法、節回しを習い、「山の神様お願いだー」と元気いっぱいの声を響かせた。

保存会の5人が来校し、最初に御柱祭の歴史や木やりの役割を解説した。竹森笑子会長=同市湖南=は「モミの大木を人力で曳く。氏子数千人の心を一つにする木やりは欠かさない存在」と強調。「心に響く木やり」の習得を呼び掛けた。

児童たちは会員から直々に発声法や節回しを習い、姿勢や目線、呼吸を意識しながら上の句、下の句を順に練習した。次第に声量が上がり、最後の単独での木やり披露には8人ほどが立候補。思い切り声を出し、会員や教職員、クラスメートの拍手を浴びた。

「木やりを歌ったのは初めて。練習して段々と声が出るようになった。次の御柱祭は何かの形で参加したい」と児童の一人(10)。竹森会長は「県外でも誇れる木やり。4年生は受験が大変な中学3年の時に次の御柱祭を迎えますが、ぜひ参加してほしい」と願っていた。

6、7の両日は2組、3組が行う。同校によると、来年度以降も4年生の音楽の授業で引き継いでいくことを検討している。

おすすめ情報

PAGE TOP