有賀峠近くで不法投棄 67.6キロ撤去

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不法投棄されたごみを撤去する諏訪市職員

諏訪市は6日、有賀峠に近い中央道沿いの市道で、不法投棄された総重量67.6キロのごみを撤去した。付近は住民の目が届かない場所で、不法投棄が相次いで景観や衛生上の問題になっている。市は「子どものお手本になるべき大人のモラルが守られていない」と嘆き、看板を設置して適正処理を呼び掛けている。

不法投棄は10月13日、同市豊田地籍の市道待避所で通行人の男性が発見し、日用品など約40キロ分を撤去したばかり。今回は、待避所から数百メートル離れた同じ市道沿いで今月1日に同じ男性が見つけた。ブラウン管テレビやスピーカー、陶器類、スプレー缶などで、市は投棄が相次いだことから、撤去作業を報道陣に公開した。

環境課職員2人と不法投棄パトロールを行うトリオエンタープライズ(下諏訪町)の担当者が積み上がったごみを分別し、可燃ごみや不燃ごみの袋に入れて搬出した。家電リサイクル法でテレビの処分は有料になるため、市の税金を使うことになるという。

市によると、2022年度の不法投棄は通報が23件で、このうち市職員が撤去した事例は15件。年75回実施したパトロールで計440キロを回収している。タイヤなどの処理困難物、有料処分のテレビなどが多く、不法投棄された土地の所有者が撤去と処分を行うことになるため、私有地の場合は個人負担という。

看板には「ごみを違法に捨てた者は、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金」と記し、10月に不法投棄があった市道待避所に掲げた。同課環境保全係の高久さやかさんは「環境紙芝居の全保育園巡回を通じて、子どもたちはリサイクルや分別の意識を高めている。不法投棄は絶対にしないで」と訴えた。

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