11月大雪響く 諏訪信金経済概況

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諏訪信用金庫(岡谷市)は、「諏訪地方の経済概況速報」(11月末調査)をまとめた。米大統領選でトランプ氏が勝利したことに対する期待と不安の声があり、来年1月の就任後の政策動向に製造業を中心に関心が強まっている。非製造業では、11月の記録的な降雪や冷え込みが商業や観光施設の売り上げに影響した。

製造業は企業によって格差があるものの、受注増となった企業が増え、全体的には緩やかな改善傾向となっている。ただ、先行きに不透明感を持つ企業が多く、「米国向けが好調だが、新大統領の保護主義政策で急ブレーキがかかる可能性がある」(輸送用機械製造)、「海外向けが低迷状態で、今後の米国の動向次第では、さらに鈍化する可能性もある」(金属製品製造)などの声が聞かれる。

商業は11月の急激な冷え込みで大型店や飲食店の客足が鈍り、ギフト関連の動きも例年より遅くなった。一方で冬物衣料は伸びた。景気の先行き不透明感などから消費者に節約志向がみられ、高額商品の買い求めや外食を控える傾向がある。

観光・サービス業は、11月のゴルフ場の売り上げが積雪と冷え込みで前年同月より大きく減った。諏訪湖畔の温泉地では団体客と海外からの観光客の減少が続いている。高原の観光地では紅葉とスキーシーズンのはざまとなり、入り込みが減少した。

速報は、同信金の取引先約130社への聞き取り調査を基にまとめた。

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