ウクライナ子どもの絵画展 伊那できょうまで

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ウクライナの子どもたちが描いた不戦、平和を願う絵画

戦時下のウクライナの子どもたちが描いた絵の展覧会が9、10日、伊那市荒井のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれている。空襲への恐怖や家族との別れ、未来への希望などを絵にした112点を展示。来場者が戦禍の子どもたちの心情に思いをはせながら絵に見入っている。

支援団体のNPO法人チェルノブイリ救援・中部(名古屋市)が初めて企画した巡回展。ウクライナの首都キーウと北西部ジトーミル州の学校や保育園、孤児院の子どもたちの絵を送ってもらうなどして展示した。

赤い涙を流す人、破壊された街などを描き、非戦や平和の大切さを強く訴え掛ける。終結後の未来を想像し、残された戦車砲でブランコを作って遊ぶ子どもの姿も。モノトーンの「ブチャの悲劇」と題した作品には「国がもっとカラフルに美しくなるように」とメッセージが。「サイレンの音を聞くと鳥肌が立つ」との訴えもある。

観覧した市内の60代女性は「子ども時代をなくしたと訴える絵に胸が痛くなった。生の気持ちが伝わってくる」とし、ウクライナのためにできることとして「絵を見に行くことが一つの意思表示と思った。子どもたちに笑顔が戻りますように」と願った。

10日は午前10時~午後4時。午後1時からウクライナの家庭料理ボルシチの試食もある。入場無料。

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