女性から選ばれる地域に 伊那で講演会

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講演やシンポジウムを通して、これからの上伊那地域について考えた講演会

上伊那広域連合は12日、「女性から選ばれる上伊那になるために」をテーマにした講演会を伊那市荒井のニシザワいなっせホールで開いた。オンラインを含めて企業や行政関係者ら約180人が聴講。上伊那地域の人口データを基にした人口減少の実態、今後の取り組みなどについての講演とシンポジウムを通して、上伊那地域のこれからについて考えた。

第1部では、ニッセイ基礎研究所生活研究部人口動態シニアリサーチャーの天野馨南子さんが同連合の人口データを基に分析して講演。上伊那8市町村では2014~22年の9年間で1689人が転居により純減したと示し、「上伊那の人口減少の最大要因は就活による20代前半女性の転出超過」と指摘した。

さらに、出産は女性が担うため自然減(出生減)にも影響があり、「20代前半女性の就職期の転出超過に歯止めをかけなければ、上伊那の人口増加、減少抑制は困難」と強調。今の高校生や大学生は25歳、30歳時点で仕事の比重を最も高くライフデザインしているとし、「20代独身女性に響くU・Iターン施策が最優先」とした。

第2部のシンポジウムには、公益財団法人東北活性化研究センター(宮城県)の橋本有子さんとNPO法人河原部社(山梨県)の片上隆三さん、KOA(本社・箕輪町)人事教育センターゼネラルマネジャーの南部高幸さんが参加。他地域や企業での若者採用・定着の事例を紹介した。

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