子ども若者、育成に力 諏訪のボクシングジム

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元プロボクサー大平智成さんが運営するジムに通う子どもたち。今後、競技志向のある子を対象にした「選手コース」を新設し、育成にも力を入れる=諏訪市上川3のHEROsLAB

諏訪市豊田の元プロボクサー大平智成さん(41)が開業したボクシング・フィットネスジム「HEROsLAB」(同市上川3)が、健康づくりを目的としたコースを継続しながら、子どもや若者の育成に力を入れる。来年度には元世界王者の飯田覚士さんを招いての合同練習が内定。大平さんは、通常のジムでも競技志向のある子たちへの技術指導により力を注ぎたいとし、「全国や世界に羽ばたく人材を輩出したい」と意気込んでいる。

東京の名門・ヨネクラジムや松本市のジムに所属して9年間のプロ生活を送り、「地域の方々の健康づくりに貢献したい」と、5月に古里でジムを開業した大平さん。ボディーメーク、体力づくり、ボクサーへの道…。それぞれの目的でボクシングに打ち込めるジムにしたいとの思いを持っており、丸一年が経過するのを前に育成にも本腰を入れることにした。

飯田さん(54)は名古屋市出身。人気バラエティー番組の企画で一躍有名となり、その後、WBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級王者にまで上り詰めた。現在は底辺拡大に向けた活動を精力的にこなす。大平さんは、岐阜県内のジムを通して飯田さんとつながり、諏訪への定期的な来訪と指導について快諾を得たという。

大平さんのジムには現在約50人が通っており、小学生~高校生は15人が入会する。将来プロになりたい子から、体力づくりに励む子まで目的はさまざまだが、今後は「選手コース」を設けて競技志向のある子たちの練習強度を高めていきたい考え。県内外の同年代が集い、合同練習をする合宿への参加機会も増やしたいという。

飯田さんとの対面を心待ちにする子も。同市中洲小6年の児童(12)は「体を俊敏に動かすのが課題。指導を受けて直したい」。6月に入会した諏訪二葉高1年の生徒(16)は「教わりながら技術を磨き、大会出場を目指してみたい」と意欲的だ。「(飯田さんは)テレビで観ていた選手。足の使い方が素晴らしかった」と大平さん。「子どもたちの大きな刺激になる」と、元世界王者の直接指導による効果を期待している。

同ジムはボクシングを始めたい子どもや若者を引き続き募っている。詳細はインスタグラム(@heroslab0501)、問い合わせは同ジム(電話0266・75・1092)へ。

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