諏訪バイパス 事業化区間の地形測量始まる

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駐車場の上を飛行するレーザー機器を搭載したドローン=諏訪市上諏訪

国道20号諏訪バイパス事業化区間(諏訪市上諏訪―下諏訪町東町)の地形測量が13日、諏訪市を振り出しに始まった。来週にかけて下諏訪町でも行い、小型無人機ドローンを使ったレーザー測量を実施し、現地の地形状況を詳細に把握する。地質調査や地下水位の観測も進め、来年度以降に予定する道路設計に必要なデータを収集する。

今年度事業化されたのは諏訪バイパス未着手区間10.3キロのうち5.6キロ。測量は伊藤測量設計(長野市)、地質調査はエイト日本技術開発(東京)が担当する。地質調査は機材を搬入した後、今月中にもボーリング調査に入る。地中の岩盤状況を調べる物理探査、地下水の存在や季節変動を確かめるための水位、水量、水質の観測も行う。

地形調査は、ドローンを使って上空からレーザーを照射し、反射時間や飛行位置などを計測して地形状況を測定する「ドローン(UAV)レーザ測量」で実施し、位置や標高の情報を無数の点で把握する。今後の設計や工事、将来の維持管理にも役立つ図面が作成ができるという。地表面にレーザーが到達しない場所は従来の地上で測量する。

13日は、伊藤測量設計からドローンの操縦者と機体監視者、整備者、保安員計10人が参加し、同市上諏訪の緑ケ丘団地近くの駐車場からドローンを飛ばし、約100メートルの高さから地形データを収集した。地元には事前の回覧や各戸訪問で周知を図り、当日も周辺の安全に配慮しながら作業を進めていた。

事業主体の国土交通省長野国道事務所は「測量調査は事業のスタートであり、道路設計する上で重要な作業。地域の皆さんのご理解とご協力をいただきたい」と語り、調査結果の説明については「時期は示せないが、オープンハウスで丁寧に説明する。地区での説明会も必要に応じて諏訪市、下諏訪町と相談し、検討したい」と話している。

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