県の元気づくり大賞 つくえラボに表彰伝達

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宮原渉局長から「地域発元気づくり大賞」と知事表彰を受ける馬淵さん(中)と久保さん(右)

県は14日、2022年度に地域発元気づくり支援金を受けて県内各地で実施された400事業のうち、魅力ある地域づくりに特に貢献したとして選んだ「地域発元気づくり大賞」の表彰式を諏訪市の県諏訪合同庁舎で開いた。受賞2団体のうちの一つ、合同会社つくえラボ(富士見町)に宮原渉・県諏訪地域振興局長が表彰を伝達。下水道由来肥料を使った住民参加型の農業で、地域の元気づくりや資源循環につなげる取り組みをたたえた。

共同代表の久保有美さんと馬淵沙織さんが出席。地域発元気づくり大賞とともに知事表彰も受け、受賞後には活動内容を発表した。

つくえラボは、福祉と農業を軸に誰もが活躍し、地域の元気を生み出す居場所づくりを目指して活動。下水道由来肥料で育てた米や野菜を「じゅんかん育ち」の名称で販売する。馬淵さんは、下水汚泥には肥料の主成分となる窒素やリンが含まれ、下水汚泥発酵肥料を農業利用する意義を強調。住民や団体と一緒になって作物やブランドを育てることで、環境、福祉、食と農などあらゆる分野で好循環を生みたいとした。

振興局長表彰を受け、活動内容を発表する「スワんこプロジェクト」のメンバー

諏訪地域の実施事業が同賞を受けるのは、「玉川山田どじょうプロジェクト」(茅野市)に続いて2年連続。宮原局長は「地域の皆さんが地域づくりに熱心に取り組まれていることの成果」とし、「今後も知恵と工夫により、力強い取り組みが実施されることを期待している」と述べた。

式では、諏訪地域の自然・文化を紙芝居やDVDで地域の次世代に伝承する「スワんこプロジェクト」に振興局長表彰を贈った。代表の河西美奈子さんは、正確な情報を伝えるため資料集めや専門家への確認をしているとし、こうした活動で「地域とのつながりができた」ことも大きな成果として挙げていた。

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