スマホを適正に約束カレンダー 下諏訪町P連

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「スマホの約束カレンダー」を持つ下諏訪町PTA連合会の理事ら

下諏訪町PTA連合会は、子どもたちにスマートフォンの適正利用を呼び掛けようと、「スマホの約束カレンダー」を作った。スマートフォンを使う際の注意や心構えを伝えるメッセージが記載された日めくりカレンダーで、町青少年健全育成協議会の協力を得て1100部製作。町内4小中学校を通じて全家庭に配布し、啓発に役立ててもらう。

■ネットやSNS利用状況を調査

同連合会は例年、保護者を対象に講演会を開いていたが、参加率は低かった。今年度の事業を考える中で、PTAの活動を保護者により広く届けるとともに役に立つ取り組みを模索。子どものうちからインターネットに触れる機会が増える中、子どもたちのネットやSNSの利用状況と保護者の認識についての無記名アンケートを計画し、今夏に児童と保護者それぞれに対して連絡用アプリなどを使って行った。

アンケートでは、多くの子どもは問題ない使い方だったが、1日の利用時間が長い子どもの場合、子どもの自己申告では10時間を超えているのに対し、親は5~6時間程度と答えるなど、親が実態を把握できていない現状が垣間見えたという。また、ネット上だけの友達がいる子どもが予想以上にいて、中にはネット上でのいじめやトラブルを経験したり、見聞きしたりしたことがある子どももいた。

■全家庭に届けられる啓発啓発グッズ

そこで、全家庭に届けられる啓発グッズとして、日めくりカレンダー製作を企画。カレンダーは縦20センチ、横10センチの両面カラー印刷。16枚つづりで、半月を過ぎたら裏返して使用する。メッセージは、米国人の母親が息子にスマートフォンを買い与える際に伝えたという「スマホ18の約束」の中から16個を選んで掲載した。

13日夜には、山岸哲也連合会長(43)、友野充則子育て委員長(42)、北澤大悟下諏訪北小学校PTA会長(42)の理事3人が下諏訪北小学校を訪れ、同校分を坂本真一校長に届けた。

3人は「子どものネット利用について全国で聞かれるような問題点が下諏訪にもあった」と指摘。「この通りでなくてもいいので、各家庭ごと話し合って適切なルールを決めてほしい」「スマホは親も使う。子どもが嫌にならない範囲で習慣づけしてもらいたい」などと活用を期待した。

■親子で話し合いルールを決めて

坂本校長は「今の子どもたちにとってインターネットは日々接するもの。しかし、学校ではやれる範囲や限度というものがある」とし、「親子で話し合う材料にしてもらい、どんな危険があるか一緒に考えて注意してほしい」と話した。

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