違法行為から身を守るには 茅野で法律教室

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高校生が消費者トラブルなどに巻き込まれないための知識を学んだ法律教室

県司法書士会(小林雅希会長)の「高校生のための司法書士市民法律教室」が14日、茅野市の東海大諏訪高校で開かれた。同校の卒業生で同会伊那支部会員の司法書士、古田千洋さん(38)=駒ケ根市=が消費者トラブルや違法行為に巻き込まれないための方法を解説し、3年生約340人が聴講した。

高校生に社会で必要な法律の知識を身に付けてもらおうと20年以上にわたって続ける事業。今年度は県内の5校で実施し、計870人が受講する見込みだという。

講演で古田さんは他人の口座から現金を引き出す「闇バイト」やインターネットでの悪口の書き込みといった違法行為を例に「感覚的にヤバい、怪しいと思ったらそれらは違法と常に考えてほしい」と強調。また、「18歳になった瞬間からすべて自分の責任になり、親には助けてもらえない」と訴えた。

成人後に利用できるクレジットカードの分割払いや消費者金融での借り入れは多重債務に陥りやすく、返済が滞ると資産を差し押さえられる可能性があると説明。発生しやすいトラブルとして、借金の連帯保証人、投資詐欺、給与が最低賃金に満たないアルバイトなども挙げ、「困ったら一人で抱え込まず、すぐに私や最寄りの司法書士、弁護士、消費生活センターに相談して」と呼び掛けた。

終了後、生徒たちは「変なアルバイトをしないようにしたい」「お金の使い方に気を付けて責任感を持った行動をしたい」などと話していた。

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