八十二銀と長野銀 合併後「八十二長野銀行」に

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6月に経営統合した八十二銀行(長野市)と長野銀行(松本市)は15日、両行の合併後の新銀行名を「八十二長野銀行(HNBK)」にすると発表した。同日に開催した取締役会で決定。両行の合併は2026年1月1日に実施し、長野市の現八十二銀行本店の所在地に新銀行の本店を置く。来年6月の株主総会で正式決定する見通し。

新たな銀行名は、両行の行名を足した形となった。県民や株主、両行職員からさまざまなアイデアが寄せられたが、商標登録などの課題を踏まえて行内で検討を進めてきたという。

新銀行のロゴマークは、山々に囲まれた信州の特徴や地域に根差した銀行であることをイメージし、濃淡が異なる3色の緑色を基調に、山が重なって広がる様子を角が丸い三角形で表現した。両行のイニシャルの「H」と「N」もロゴマークに含めた。

銀行の管理システムは、26年1月の合併に伴い一新する。新システム移行のために25年12月末から翌26年1月4日までの期間は全システムを休止する。現金自動預払機(ATM)などの利用ができなくなる見通し。移行に伴い長野銀の口座番号が変更になるため、25年秋ごろをめどに新しい口座番号などを準備し、利用者に通知していく方針。その後、八十二銀のキャッシュカードなども順次、新行名のものに移行していく予定だという。

店舗の移転や統合、廃止についても順次実施していく。15日現在、両行の店舗は県内に154店舗あるが、統廃合を進め合併時には98店舗まで集約する見通し。空き店舗は相談専門拠点や地域活性化のための施設などへの活用を検討している。

合併に関するさまざまな問い合わせに対応する専門のコールセンター(電話0120・676・105)も開設した。受付時間は16、17日を除く平日の午前9時~午後5時で、来年1月11日まで受け付ける。

八十二銀行の松下正樹頭取と長野銀行の西澤仁志頭取は1日、長野市の八十二銀行本店で会見し、松下頭取は合併後の展望について「今まで以上に地域に寄り添い、合併の相乗効果が出るように職員一同取り組んでいきたい」と述べた。

新銀行名の経緯について松下頭取は、両行の融和やブランド力の維持などの観点を踏まえ、「なじみのある行名を維持できないかと考え、両行名を足した名前とした」と説明。西澤頭取は「それぞれのブランドの良さを引き継いでいくものになると思う」と語った。

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