寒波到来、冬囲い 高島公園

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高島公園の低木にわらぼっちをかける職人。後ろのアカマツには雪つりが施され、園内は冬の装いとなった

本格的な冬の到来に合わせ、諏訪市高島公園で17日、樹木を雪や寒さから守る冬囲いの作業が行われた。市内の造園業者などでつくる諏訪造園業組合が毎年手掛け、今年で54回目を迎える冬の風物詩。支柱から円すい状に縄を張る「雪つり」や、稲わらを編んで作る傘「わらぼっち」など伝統の造園技術を駆使して、冬支度を整えた。

心字池脇のアカマツには高さ約8メートルの支柱を立てて50本の縄を張った。公園内では職人たちがたき火を囲み、手早くわらぼっちを仕上げる様子を、市民や外国人観光客が興味深く見守っていた。金子修平組合長(62)は「先輩方が築いた技術を伝承し、若い人に受け継いでいきたい。近年は大雪もある。庭園の木々を守る職人の技にぬくもりを感じてもらえたら」と話した。

この日の作業には若手からベテランまで職人12人が参加して、わらぼっちだけでも計145個作った。冬囲いは市役所周辺と文化センター、西山公園でも行い、わらぼっちかけや雪つり、根元の幹を覆う「根巻き」を施した。

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