「若者・子育て向け住宅」が完成 伊那市

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市営住宅若宮団地に完成したた「若者・子育て向け住宅」

伊那市が同市若宮の市営住宅若宮団地に建設していた「若者・子育て向け住宅」が完成し、19日、竣工式が現地であった。国道153号伊那バイパスの開通も見据え、若者世代の移住定住促進を目的に、市内初の若者・子育て世代向けの専用住宅として整備した。来年1月から入居者の募集を始め、条件が合えば3月1日から入居できる。

鉄筋コンクリート造り4階建ての集合住宅。延べ床面積は1419平方メートル。計20戸が入る。間取りは2LDK(60.8平方メートル)で、洋室、リビング・ダイニング、子ども部屋、浴室・洗面所、トイレ、バルコニーなどを配置した。玄関横には外物置もある。子どもを常時見守れるよう対面式キッチンを採用したほか、子どもが洗面台を使えるよう収納可能な踏み台を付けた。室内の壁には市内産カラマツ材を使い、温かみのある雰囲気をつくり出している。

建物には外階段やエレベーター、駐車場、駐輪場、外物置などを設置。1階エレベーターホール横には入居者同士がコミュニケーションをとれる共有スペース(テラス)を設けた。駐車場と住宅の間には歩道スペースがあり、子どもや歩行者が安全に車に乗れるようにした。

総事業費は7億5929万円。設計・監理はシティプランニング、建築工事は西武・清野特定建設工事共同企業体、電気設備工事は伊那エンジニアリング、機械設備工事は池田建設。

入居条件は同市に定住する見込みがある人で、入居者もしくは配偶者が45歳以下、または中学生以下の子どもがいる世帯など。所得が月額15万8000円以上38万7000円以下の世帯。家賃は月額5万円(中学生以下の子どもがいる世帯は同4万円)。ほかに共益費、駐車場代、敷金などが必要となる。

老朽化が進む市営住宅若宮団地は2019年度から市が建て替え工事に着手し、これまでに高齢者向け住宅や一般向け集合住宅、既存住宅のリフォーム工事などが完成している。市によると、若者・子育て向け住宅については、今後の入居状況を見ながら増設も検討するという。

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