アーティスト滞在しWS ダンスと写真学ぶ

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諏訪地域の風景を体で表現する森下さん(中)とワークショップの受講者

茅野市の茅野市民館は、第一線で活躍するアーティストに市内に一定期間滞在してもらい、歴史や風土、地元住民との交流を自らの作品や表現に生かしてもらうアーティスト・イン・レジデンス推進事業を行っている。地域の魅力の再発見や文化振興につなげる取り組みで、2021年から振付師でダンサーの森下真樹さんと写真家の石川直樹さんを招いており、23日はダンス、写真のワークショップ(WS)を同館で行った。

「みちのちのダンススケープ」と題して展開している同事業で2人には、これまでに八ケ岳登山や諏訪湖1周ランニングなどに挑戦してもらったほか、トークショー、高校生との交流指導などを行ってきた。1年目は信州アーツカウンシル(県文化振興事業団)、2年目以降は同館が主催し、今年度が最終年度。来年2月には3年間を総括するイベントを企画している。

23日のWSは、森下さんのダンスと石川さんの写真の2講座を開催。ダンスの受講者は石川さんが撮影した諏訪湖、岡谷市のやまびこ国際スケートセンター、花が咲く八ケ岳山麓の写真を背景に森下さんと一緒に表現をつくり上げた。写真の受講者はダンスの様子を思い思いにカメラに収めた。同館周辺の街中の風景も撮影した。

ダンスWSに参加した渡辺政幸さん(77)=諏訪市=は「舞台で芝居をしていた経験があったのでダンスにも興味があった。ジャンルは違うが、体を使って表現するという点では同じ。汗ばむほど動いたので心地いい疲れを感じている」と笑顔。写真WSで石川さんは受講者が撮影した写真の講評の中で「誰もが目にしているのに見えていないものを時を止めて見せるのが写真。カメラは時を止める魔法」と話した。

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