パレスチナ問題に関心を 諏訪で板垣さん講演

LINEで送る
Pocket

板垣雄三さんを講師にパレスチナへの理解を深めた講演会

イスラエル軍の攻撃が激化するパレスチナ自治区ガザ地区の問題を伝えようと、ニットと手作り品を販売する「アンの家」(諏訪市諏訪)は24日、講演会を同市駅前交流テラスすわっチャオで開いた。中東情勢に詳しい東京大学名誉教授の板垣雄三さん(92)=同市上諏訪=が「パレスチナの状況と私たち」と題して講演。「日本の生活と深い関係がある」と強調し、一過性ではなく関心を持ち続けるよう呼び掛けた。

板垣さんは「パレスチナ問題は遠い国の話だと思っている傾向がある」と切り出し、「世界の事件は結び付き、つながり合っている」と指摘。1973年に起きた石油ショックなどの歴史を取り上げ、「エネルギー、電力、植物などとも関係し、この場所は中東のおかげで暮らしが成り立っている」と説いた。

講演に先立ち、認定NPO法人パレスチナ子どものキャンペーン(東京)事務局の田中好子さんによるビデオレター上映を通して、パレスチナの女性、子どもへの支援を求める呼び掛けもあった。

会場では、展示即売会を合わせて開催。 難民の女性が制作した「パレスチナ刺しゅう」をあしらったバッグのほか、干支の辰をモチーフにした編み物や切り絵などが並んだ。

講演会は、「平和」をテーマに同店が続ける活動の一つ。28日に閉店を控えた店主の中川厚子さん(66)は「今回はパレスチナ刺しゅうの品が極めて少なく、現況を反映している。今後も平和を願い、活動を続けていく」と話した。

おすすめ情報

PAGE TOP