高遠高、初の姉妹校締結 台湾の高校と

LINEで送る
Pocket

交流協定計画契約書を掲げる生徒会長の松井優志さん(右)と同副会長の小松天空乃さん

高遠高校(伊那市高遠町)は25日、台湾の新北市立淡水高級商工職業学校と姉妹校締結をしたと発表した。校長や教職員、生徒代表ら5人が訪台し、18日に現地で調印した。同校が他校と姉妹校締結するのは国内外通じて初めて。

同校は、生徒の国際的な視野を広げグローバル人材の育成につなげようと、昨年4月と今年12月に台湾の別の高校とオンライン交流を実施してきた。今年5月、教育旅行で台湾の高校生や教師が来県した際、同校・武井淳一校長(59)が淡水高級商工職業学校の于賢華校長と意気投合。互いの友好関係を促進しさらに交流を深めようと、姉妹校締結に向けて準備を進めてきた。

相手方の淡水高級商工職業学校は、首都台北市を囲む台湾最大の都市・新北市にあり、生徒2300人が通学するマンモス商業高校。普通学科のほかに、販売サービス、情報、電機、園芸、飲食管理、会計事務、ビジネス経営などの学科を擁し、日本語を学ぶ授業もあるという。

同学校で行われた調印式に合わせ、高遠高校からは武井校長と教諭2人、生徒会長の進学コース2年・松井優志さん(16)と同副会長の情報ビジネスコース2年・小松天空乃(てくの)さん(17)の計5人が訪台。両校の交流について「年1回教員と学生の相互短期学習訪問をする」などと記載された交流協定計画契約書に武井校長と于校長が署名した。

松井さんと小松さんは、同学校の授業にも参加し、ラテアートや体育、芸術などの授業を体験。台湾の生徒たちのフレンドリーな対応が印象的だったという。さらにそれぞれ別の生徒の家庭で2泊ホームステイを行い、台湾の生活や文化に触れた。

受け入れ先の生徒に台湾名物の夜市を案内してもらったという松井さんは「スマホの翻訳機能を使って会話したり、英語でのやりとりもしたが、相手が事前に日本語の勉強をしてくれていたので良かった。インスタを交換した生徒もいるので、さらに交流を広げたい」と話す。また、台湾の生徒とゲームやアニメの話題で盛り上がったと話す小松さんは「受け入れ先の生徒と翻訳機能で会話しようとしたが、伝えたいことがうまく伝わらないことがあった。これから中国語を学んで、自分の力で会話をしてみたい」と意欲を見せた。

両校は調印した交流協定計画契約書に基づいて、来年度中にも互いの生徒・職員の訪台・来日を進める。武井校長は「地域を大事にしつつ世界にも目を向けて、グローバルに活躍する生徒になってもらえれば」と期待している。

おすすめ情報

PAGE TOP