「歌会始の儀」入選 伊那市高遠の小松さん

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歌会始の儀への招待が決まった小松美佐子さん

歌会始の儀への招待が決まった小松美佐子さん

皇居で13日に開く「歌会始の儀」で歌が披露される入選者に、伊那市高遠町小原の主婦小松美佐子さん(80)が選ばれた。お題は「野」。県出身の宇宙飛行士油井亀美也さん(46)が15年12月、無事に地球に帰還した感動を短歌に詠んだ。

小松さんは40代で短歌を始め、子どもの成長の足跡や感動した出来事、日々の暮らしなどを歌にした。現在は15年前から始めた俳句が主で俳句雑誌「みすゞ」に毎月投句を続けている。

歌会始への応募は15年、「いたずら心」(小松さん)から始め、2年目での快挙。応募総数約2万首の中から入選歌10首に選ばれた。「どうせ入りっこない、と気軽に考えた」と応募した当時を振り返る。

入選歌は、宇宙船が地球の決められた場所に計算通りに着陸する科学の進歩に心が熱くなり、昔見た映画の宇宙遊泳の映像と重なった。「ぽろっと思いついた。1字も迷いがなかった」と創作のエピソードを明かす。

「日本語はいくら勉強しても難しく、奥深い」と小松さん。短歌の魅力を「歌は頭の中で考えるだけではだめ。自分で見て、体験して、感じた心が自分の言葉として歌になる。長く残してほしい日本の文化」とし、歌会始への参加を「不安ばかりが大きくて緊張している。でも皇室の方にお会いでき、お顔を拝見できるのが楽しみです」と話している。

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