「モバイルトイレ」の機能検証 南箕輪村

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車椅子などで使い勝手なども検証した「モバイルトイレ」の見学会

南箕輪村は28日、村内の大芝高原へ導入を検討している移動型「モバイルトイレ」の見学会を同高原で開いた。村や村社会福祉協議会、高原の施設利用者らが参加し、普通免許でけん引できる最新のバリアフリートイレについて理解を深めた。

モバイルトイレはトヨタ自動車が来春に発売を予定。昨年から全国各地で見学会を開き、学校の校外学習にも活用するなどしてPRしている。県内ではこの日が初めてのお披露目となった。

けん引免許がなくても普通自動車で移動できるコンパクトな仕様。低床のバリアフリー設計で、スロープを備えて車椅子利用者などの負担軽減も図る。

トイレは新幹線や高速バスなどと同じ節水型の水洗式。おむつ交換もできるベッドを備え、乳幼児を抱える家族連れなど幅広いニーズに対応する。村は誰もが利用しやすいバリアフリー化を進める大芝高原の施設整備計画のうち多目的トイレについて、モバイルトイレの導入を模索。災害時での活用も見込めることから検討している。

高原内のマレットゴルフ場を利用する元島昭精さん(83)と溝口吉弘さん(81)は「コストは課題だと思うが、あらゆるニーズに応える設備でよく考えられている」と熱心に見学していた。

村観光森林課は「平時は体が不自由な人にも対応し、災害時は避難場所などで活用できる。高原は広く、トイレから遠いエリアもあることからカバーもできる」とし、使い勝手や補助の活用なども見極めながら導入を考えていくとした。

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