2024年1月1日付

LINEで送る
Pocket

海外の旅の話をすると、必ず「どこが一番よかった?」と問われる。難しい質問だが複数回答ができるなら、米国のヨセミテやアーチーズなどの国立公園、エジプトの三大ピラミッド、エチオピア内陸ラリベラの地下教会群あたりか▼いずれも「来てよかった」と実感した場所。今も当時の記憶が鮮明によみがえる。最初の自転車による米国旅行を計画した時、初めての海外旅行で不安も多かったが、気合いを入れて出発してしまえば、言葉の壁も何とかなり、不安は徐々に自信に変わった▼渡米する際、滞在期間の長いビザが欲しかった。つたない英文で書いた旅への思いや計画書を添えて申請すると、在日米国大使館は気前よく半年間のビザを発給してくれ感謝した。当時、不安に負けて旅に行かなかったなら後悔をしていただろう▼脳科学者の中野信子さんは著書「新版科学がつきとめた『運のいい人』」(サンマーク出版)で、目標や夢をかなえるためには、いつも頭の中で成し遂げたい目標を意識しておく必要があると説く。また「自分は運がいい」と思い込むと努力の余地が生まれ、目標に近付けるという▼生きている間に訪れたい世界の名所は、まだ数多い。暇さえあれば眺めている世界の絶景を収めた写真集の帯にある「夢で終えるか。そこに立つのか」という言葉が常に気になる。2024年元旦。心を落ち着けて今後の目標を考えよう。

おすすめ情報

PAGE TOP