所蔵・公募作並ぶ特別展 諏訪市美術館

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諏訪地域ゆかりの作家や一般公募の作品を展示している諏訪市美術館の企画展

諏訪市美術館は特別展「過去の情景と未来の風景」を開いている。同館の歩みを振り返るとともに、所蔵作品、一般公募作品を合わせて紹介。諏訪地域ゆかりの作家や将来を担う子どもたちが制作した油彩画、彫刻、写真、工芸作品など計99点を展示している。21日まで。

諏訪市美術館は、1947年開館の「諏訪美術館」が前身。諏訪地域の文化人や疎開作家が、製糸業で財を成した片倉財閥によって建てられた片倉館の付属施設「懐古館」を借り受け、3年間活動した。地元芸術家から常設の美術館を求める声が高まり、56年に諏訪市美術館を開館。2001年に国登録有形文化財となった。

2階は、画家の東郷青児が同館のために描いた「女」、童画家の武井武雄が制作した「白と黒」などを展示。中高生から高齢者まで応募のあった多彩な作品を織り交ぜて飾っている。

1階は、同館の成り立ちに協力した諏訪地域ゆかりの作家を紹介。ともに画家で辰野町出身の中川紀元、東京出身の石井柏亭、彫刻家で同市出身の浜達也の作品が並ぶ。

濱香館長は「企画展を通して美術館をより身近に感じてほしい。制作された時代、背景は異なるが、どの作品からも作者の真剣な思いが伝わり、美術の豊かさを感じてもらえるのでは」と話している。

関連イベントとして、13日に一般出品者が作品に関するトークイベントを行う。

午前9時~午後5時。月曜日、祝日の翌日は休館。入館料は大人310円、小中学生150円(諏訪地方の小中学生は無料)。問い合わせは同館(電話0266・52・1217)へ。

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