木工家花岡さん小尾口さん 配信番組最優秀賞

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番組への思いなどを語った花岡正太郎さん(右)と小尾口達貴さん

木工業を営む花岡正太郎さん(38)=岡谷市長地柴宮=と小尾口達貴さん(32)=箕輪町東箕輪=の2人が制作し、インターネットを通じた音声や動画の配信サービス「ポッドキャスト」で配信中の「シンの木工家ラジオ」が、雑誌「PEN」主催のクリエイターを志す人を対象とした作品公募制のワークショップ「NEXT by Pen クリエイター・アワード2023」ポッドキャスト部門で最優秀賞を獲得した。

2人は数年前に知り合い、現在、小尾口さんが週2回ほど下諏訪町にある花岡さんの工房で仕事を手伝っている。もともとポッドキャストを聞くのが好きだった小尾口さんが「木工について語るポッドキャストがあれば」と思い、ラジオパーソナリティーとしても活動する花岡さんに声を掛けた。工房の一角で収録し、昨年2月から毎週土曜日に配信している。

番組のコンセプトは、”真”の木工家を目指す―。木材の仕入れや使う接着剤などについて2人でトークしたり、木工業界で活躍する人をゲストに招いたりと、同業者や木工愛好家らに向けた専門性の高い内容が中心。一方、コーヒーや家庭菜園など2人が気になるものについて雑談する回もあり、毎回「木工マニア度」を5段階で表記している。

同公募には、人気漫画「SPY×FAMILY」の作中で描かれた家具について深掘りした回を応募。多数の応募の中から、10月から行われた選考も兼ねたワークショップに参加する5組に選ばれた。ワークショップでは、審査員の音声プロデューサーをゲストに招いた番組を制作。完成した番組と応募番組の専門性を生かしつつ一般リスナーの興味にも沿っている点などが評価された。

「選ばれてびっくりした。同業者も番組を面白いと言ってくれるので、これからも続けていきたい」と花岡さん。今後はスポンサーを募りつつ、地域のホームセンターとのコラボも模索するという。小尾口さんは「一般の人が聞きやすい回も入れながら、広く木工への関心を高めていきたい」と語った。

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