上伊那地方5市町村で消防団出初め式

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五つの分団が一斉にカラー放水した南箕輪村消防団の出初め式

伊那市、辰野町、箕輪町、飯島町、南箕輪村の上伊那地方5市町村で7日、消防団出初め式が行われた。元日に発生した能登半島地震なども受け、地域密着の役割を改めて見つめ、防災の中核として住民の安全・安心を守る決意を新たにした。

南箕輪村消防団と村赤十字奉仕団の出初め式は、両団員114人が出席して村役場駐車場や村民センターで開かれた。観閲式は従来の市中行進に替えて、昨年から行っている一斉放水を実施。五つの分団が5色のカラーの水を放った。団の活動や魅力を広く知ってもらおうと企画し、会場には消防車両など展示するイベントも開催。多くの家族連れらが訪れた。

5歳の子ども=塩ノ井=は「(団員が)かっこよかった」と熱心に見学。母親は「消防団の存在は安心感につながりますね」と目を細めた。

式典で藤城栄文村長は、能登半島地震に触れて「災害は忘れたころにやってくる。村としても万全を期せねばならない」と強調。4月に村の機構改革で危機管理課を新設するのを機に「これまで以上に消防団や奉仕団などと連携できる体制にしていく」と一層の協力を求めた。

消防団の加藤弘道副団長が「地域密着の団活動が住民の助けになる。自分たちの地域は自分たちで守る意識を、より多くの住民に広げられるよう取り組む」とした海沼敬雄団長の訓示を代読。赤十字奉仕団の唐澤礼子委員長は「有事の際に対応できるよう、今後も知識や技術の習得に努めたい」とあいさつした。

功績のあった団員らの表彰もあり、代表して第一分団の丸山剛史分団長は「突然発生する災害に対して、地元を熟知する消防団にしかできない役割がある。地域密着の特性を発揮していきたい」と力強く述べた。

上伊那地方では8日に駒ケ根市、14日に中川村、宮田村で出初め式が行われる。

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