縄文どんぐりカフェ 絵本の完成記念講演会

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「縄文のビーナス」などについて語った講演会

茅野市の市民グループ「縄文どんぐりカフェ」(鵜飼恭子代表)は8日、絵本「2つの国宝土偶と黒曜石」の完成を記念した講演会を茅野市民館で開いた。縄文時代をテーマにした雑誌「縄文ZINE」編集長の望月昭秀さんが「縄文のビーナスを語る」と題して講演。同市内で出土した国宝土偶「縄文のビーナス」「仮面の女神」などについて語った。

望月さんは縄文ファンで、本業は書籍や雑誌のデザイナー。ベストセラー「土偶を読む」を検証した本「土偶を読むを読む」の編者としても知られる。

同市尖石縄文考古館を訪れたことをきっかけに「縄文に目覚めた」という望月さん。デザインの仕事の延長線上で縄文土器を目当てに訪れたが、「縄文のビーナスにはびっくりした。やられたと感じた」と振り返った。

「現代人の美的感覚で美しいと感じるものが存在するということは、そこに縄文人が土器や土偶を作る方向性があったのでは」と分析。縄文のビーナスや仮面の女神のような「現代人の心を震わせる土偶は偶然ではできない」と強調し、「現代人と縄文人が美しいと思うものは、それほど変わらないのではないか」と話した。

約100人が聴講。講演に続き、望月さんと尖石縄文考古館元館長の鵜飼幸雄さんとの対談もあった。

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