19年度の稼働目指す 諏訪南リサイクルセンター

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山間部にある茅野市不燃物処理場。1980年に供用開始した施設は老朽化が進んでいる

山間部にある茅野市不燃物処理場。1980年に供用開始した施設は老朽化が進んでいる

茅野市、富士見町、原村の資源物、不燃ごみ、粗大ごみを広域処理する新たな中間処理施設「諏訪南リサイクルセンター(仮称)」の整備事業が、いよいよ動き出す。3市町村による候補地選定作業は最終段階で、近く地元への説明に入る見通しだ。地元の同意が前提になるが、2017年度の設計、18年度の着工、19年度の稼働を目指している。

同事業は、茅野市の不燃物処理場(同市北山)と古紙類等梱包施設(同市米沢)、富士見町と原村でつくる南諏衛生施設組合の粗大ごみ処理施設(富士見町富士見)を新施設に集約する計画。各施設とも敷地が狭く、設備の老朽化も進んでいた。3市町村などでつくる諏訪南行政事務組合が事業主体となり、施設の建設と管理運営にあたる。

同センターをめぐっては13年1月、諏訪南リサイクルセンター設置検討委員会が中間処理の一元化と分別方法の統一を提言。これを受け、3市町村は10年3月に改定したごみ処理基本計画にセンター新設を明記し、整備の方針を打ち出した。3市町村は、候補地を持ち寄って協議を重ね、選定作業を進めていた。

同センターは工場のような建屋になる見通し。不燃ごみや粗大ごみを破砕・選別する設備や、缶類や瓶類、ペットボトルなどの資源物を選別・圧縮する設備を配置し、建屋内で作業を行う。処理量は1日当たり約10トン(暫定値)。1日当たり約27トン(同)の資源物を保管できる規模にする。再生リユース品の「展示場」併設は立地条件を踏まえて検討する、としている。

茅野市などによると、施設の統合で建設費やランニングコストを抑えることができ、集中処理で効率性も高まるという。一方、稼働年の19年度までに統一を目指す3市町村の分別方法は缶類、その他プラスチック、紙パック(銀)の3品目で収集方法が異なっている。同市は「市民や関係団体の理解を得ながら統一を目指したい」とする。

3市町村の不燃ごみ、資源物、粗大ごみの収集量は13年度が約3860キロ。内訳は資源物3160キロ、不燃ごみ550キロ、粗大ごみ150キロで、地域別の割合は茅野市57・8%、富士見町28・5%、原村13・7%。同センターの負担割合は、建設的経費が均等割2割、人口割8割。経常的経費が均等割2割、実績割8割となる。

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