2024年1月12日付

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年明け早々、富士見町信濃境周辺で新聞配達業務に携わった。中学生当時、アルバイトで行って以来である。周囲も真っ暗な午前3時半から、日が昇る時間までの間、いろいろな発見があった▼富士見町信濃境地区は、敷地が広い家が多い。郵便ポストの形状もさまざまだ。細長かったり横に広かったり、壁に郵便受けの穴が空いたものまである。取り付け位置も目線の上や足下まで。毎日配達している人はすぐ分かるのだろうが初めてだけに、指導を受けながらこなした▼この地区を担当する販売店は長野日報だけでなく、他の新聞も取り扱う。販売店主からこの家は○○新聞、あの家は◎◎新聞と、一軒一軒手渡してもらえた。配達はどんなに悪天候でも毎日こなす。休みは新聞休刊日が設定されている年間12日のみである。配達員の労苦も少しは分かった気がした▼配達中は、天候にも恵まれ、あちこちで富士山の雄姿が見られた。さすがに”富士見”と名付けられた町である。真っ正面に山容がある個人宅も。その中でも朝焼けの中に浮かぶ凛とした姿に思わず心が洗われた。ビュースポットも再発見した▼筆者は、各種有益な情報を伝えようと新聞製作に携わっている。今回、新聞が各戸に届かなければ目的は達成しないことを身をもって感じた。ある民家の軒先で、家人からねぎらいの言葉をかけてもらった。その瞬間、配達の充実感がみなぎった。

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