下ノ諏訪宿要所図が完成 グランドデザイン事業

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下諏訪町の将来像を考える「下諏訪町グランドデザイン策定事業」で、2023年度が最終年となる下ノ諏訪宿地区の重点的に強化を図る場所をイラストにした要所図が策定された。町は将来像を住民に共有してもらうため、21年度に完成した俯瞰図と合わせて同事業の概要をまとめた小冊子を作って公表する予定だ。

同事業は「住みたいまち、元気な声がひびくまち」の実現を目指し、21年度からスタート。地元の住民や事業者、学生らでつくるワーキンググループが考えた将来像を反映した俯瞰図と要所図を3年計画で作り、まちづくりに生かしてく。順次対象地区を増やし、現在は5地区が対象となっている。

下ノ諏訪宿地区は初年度から始まり、21年度に「宿場町としての面影を生かして『宿場町』『温泉』『まちあるき』『ヒトのつながり』による活気ある街の創出」を基本理念に策定。理念をもとに、まち歩きを楽しむ人たちでにぎわう様子を描いた俯瞰図を完成させた。

22年度は、長野大学(上田市)環境ツーリズム学部の学生と協力し、町内来訪者を対象としたアンケート調査を実施。調査結果も踏まえ、秋宮参拝客にまち歩きを促そうと、▽湯田坂▽大社通り▽国道142号および周辺の共同浴場▽綿の湯跡地および本陣周辺▽御田町商店街および四ツ角駐車場周辺▽立町通り―の6カ所を要所に選んだ。

23年度は、事務局がメンバーの意見を集約して、要所それぞれのテーマ、特徴、課題、取り組み方針、要所図をまとめた。このうち、諏訪大社秋宮から春宮に向かう途中にある湯田坂は、「歴史的な街並みを感じ、まちあるきや温泉を楽しむ人が交流する要所」がテーマ。要所図には人力車に乗る人、着物や浴衣でまち歩きを楽しむ人などが描かれている。

要所図は昨年12月の策定委員会で承認され策定。3月に出来上がった小冊子を各町内会の回覧板で周知するほか、町のホームページにも掲載するという。宮坂徹町長は策定を受け、「今後は将来像の実現に向けて考える段階となる。仕組みづくりや補助金の活用などを検討し、実現に向けて、できることを一つずつやっていきたい」としている。

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