諏訪中央病院 新院長と新設の統括院長を発表

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統括院長就任について抱負を語る今井氏(左)と新院長に就く佐藤氏

茅野市、諏訪市、原村でつくる諏訪中央病院組合は、新年度から同病院や介護老人保健施設、看護専門学校などを統括する統括院長を新たに設置し、統括院長に今井拓諏訪中央病院副院長(53)、同病院の新院長に依田窪病院(小県郡長和町)総合診療科の佐藤泰吾科長(51)を充てる人事を含めた新体制を発表した。12日に茅野市役所で会見を開き、就任予定の今井氏、佐藤氏が抱負を語った。吉澤徹院長(62)は名誉院長に就任する予定。

今井氏は茅野市宮川出身。山口大学医学部卒。東京女子医大病院などを経て2006年から諏訪中央病院で医師として勤務。22年から副院長を務めている。専門は循環器内科。

佐藤氏は岐阜県可児市出身。信州大学医学部卒。市立舞鶴病院を経て05年から諏訪中央病院に勤務。この間、17年8月から1年間、富士見高原病院に出向、21年から今年度末まで依田窪病院で診療に当たる。専門は総合診療科。

新体制では、統括院長の下、諏訪中央病院、病院に併設する介護老人保健施設「やすらぎの丘」、諏訪中央病院看護専門学校、介護老人福祉施設「ふれあいの里」と、今年度、茅野市から経営移譲された診療所のリバーサイドクリニック、北山診療所のそれぞれの院長、施設長、学校長、診療所長が連携し、地域医療、介護、医療従事者の育成の充実を図る。医師、看護師不足への対応や施設の老朽化などの課題に病院と関連施設が結び付きを強化して取り組む方針。

今井氏は2017年から諏訪中央病院の経営戦略室長を務めており、臨床に加え、経営戦略の経験が豊富。新院長に就任予定の佐藤氏は近隣の病院での勤務経験を生かし、八ケ岳西麓エリアの病院間の連携強化によるエリア全体の医療の充実にも意欲を見せた。

会見で吉澤院長は若手医師の意見を吸い上げながらより良い病院づくりや課題分析に取り組んだ2人の実績を評価し、今後を託すことにしたと説明した。

今井氏は「光栄であり、身の引き締まる思い。当組合は多くの施設を抱えるグループ化された組織。救急医療から在宅、介護、福祉、教育までを担っている。諏訪中央病院に関わりを持った医師が全国にいるという強みを生かしながら、新しい取り組みに挑戦し、各施設の魅力を高めていく」とあいさつ。佐藤氏は「これからの時代は当病院が良くなればそれでいいという時代ではない。八ケ岳西麓、南麓エリアの医療の基盤になりたい。みんなの力を一つにして閉塞感を打破したい」と抱負を述べた。

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