地域の安寧願い「かさんぼこ」 飯島町日曽利

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燃えて倒れた青竹から花飾りを拾う地域住民ら

飯島町日曽利地区で14日、花飾りや和傘などを飾り付けた昔ながらのどんど焼き「かさんぼこ」があった。地元集会所前に地域住民ら約40人が参加。各自が煙にいぶされた魔よけの花飾りを自宅に持ち帰り、今年1年の無病息災や地域の安寧を願った。

細長く割った竹と色紙で作った花飾りなどを高さ7・5メートルの青竹の先端に取り付け、それを正月飾りなどを積み上げた土台の中心に立てて燃やす伝統行事。午後3時に点火すると、約10分後に青竹が倒れ、住民らが駆け寄って花飾りを手にした。花飾りは玄関先に飾るのが習わしで、全43戸や関係者に行き渡るよう計55本用意した。

青年団の衰退とともに一時中断したかさんぼこだが、1988(昭和63)年に復活。育成会が中心となって継続してきた。しかし、地元の小学生がいなくなった2018年からは、自治会が受け継いでいる。今年は7日に予定したが悪天候のため、この日に延期した。

松村浩自治会長(63)は「今年も大きな災害などがないよう地域の安寧を願う。伝統行事なので、次の世代に継承していきたい」と話した。

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