2024年1月18日付

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能登半島地震の発生から半月余り。日本各地で被災地支援の輪が広がっている。自治体や企業、学校などで募金活動が行われ、多くの人たちが立ち上がっている▼当然のことだが、募金には一人ひとりの協力が欠かせない。岡谷市共同募金委員会が地震発生後に設置した募金箱には、6日間で66万円を超える善意が寄せられた。被災地や被災者を支援したいという強い思いの表れだろう。児童生徒の発案で募金活動を始めた学校もある▼災害支援のための募金には大きく分けて「支援金」と「義援金」がある。支援金は支援活動をする機関や団体を応援するために役立てられ、義援金は被災者を直接支援するために使われる。どちらも被災地の復旧・復興を進める上で大切なお金。違いを理解して寄付先を決めたい▼6434人が亡くなった阪神・淡路大震災。発生から29年を迎えた17日朝、現地では追悼行事が開かれた。報道によると、並べられた灯籠で浮かび上がったのは「ともに」の文字。能登半島地震の被災者への思いも込められたという。被災地で活動する災害ボランティアが定着したのはこの年だった。「ボランティア元年」と呼ばれる▼能登半島の被災地では、厳しい寒さの中で多くの人が避難生活を余儀なくされている。現状で石川県は「災害ボランティアの受け入れ態勢が整っていない状況」という。被災地に寄り添った形で善意を届けたい。

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