御神渡り観察 気温今季最低、沖合30mに薄氷

LINEで送る
Pocket

諏訪湖の御神渡り観察を行う宮坂清宮司と氏子総代。この日は沖合30メートルまで薄氷が張った

御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)は17日、今季で12日目となる諏訪湖の観察を行った。同日午前6時30分の定点観測場所(同市豊田)の気温は氷点下9.8度、水温は1.7度で、気温は今季の観測中最低値を更新。沖合約30メートルまで4ミリほどの薄氷が張っているのが確認され、計測の際には、5日ぶりに氷斧(こおりよき)を使用した。

阪神・淡路大震災の発生した日であることから、参加者一同で黙とうをささげてから観察に臨んだ。氷斧で湖面から氷を切り出した観察総代の茅野幸則さん(62)は「去年や一昨年の同時期と比べ氷がとても薄く、力を入れずともひびができて割れてしまった」とどこか寂しげ。「温暖化の影響もあると思うが、分厚い氷の割れる音がまた聞きたいものだ」と期待を込めた。

宮坂清宮司は「今季の観測で一番冷える諏訪らしい冬だ。きょうの湖面のように穏やかな年になればいい」と話していた。長野地方気象台によると、18日は前線や湿った空気の影響を受け、最低気温は氷点下1度を見込んでいる。

おすすめ情報

PAGE TOP