2024年1月19日付

LINEで送る
Pocket

連絡手段としてインターネット交流サイト(SNS)が普及するにつれ、電話を使う頻度は減っていると感じる。子どもの頃からSNSに親しんでいる若者世代は、声でじかにやりとりする電話は苦手な人が多いとされている▼情報通信会社の調査によると20代の7割以上が「電話に対して苦手意識を感じる」と回答している。友人など親しい人と話すのは苦ではないだろう。問題なのは社会人として取引先の人と話したり、先輩社員などと話したりするとき。取り次きだけならまだしも時には耳の痛い指摘もある。もちろん、苦手なのは若者だけではないが…▼ある経営者はスタッフとの意思疎通の手段として電話を大切にしているという。どうにもSNSだけでは味気がない。声のトーンなどから「いつもと様子が違うな」と推測し、必要があれば実際に会う。そんなことを繰り返すうちに、声を通じて相手の調子が良い時、悪い時が少しずつ分かってくるのだという▼自分の身を振り返ると、後輩から「電話の声が怖い」と言われたことがある。自覚がなかっただけに少し驚いた。特に、忙しい時は不機嫌そうに聞こえるかもしれないと気付いた▼声を通じてその人の心の状態が垣間見えることもある。そう考えると意外と電話でのやりとりは重要。相手にはうざったいと思われても、時と場合に応じて電話によるコミュニケーションを心掛けたい。

おすすめ情報

PAGE TOP