代表生徒が村議に提案 原村で「中学生議会」

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議場で村議に質問や提案を投げ掛ける生徒

原村議会は17日、中学生の視点を議会活動に生かす「中学生議会」を4年ぶりに村役場議場で開いた。原中学校3年生(79人)と村議全11人が参加。総合的な学習の時間「原村学」の集大成として、代表生徒7人がより良い村を目指した提案や質問を村議に行った。平和学習の経済的支援や村中心部の自然広場の整備、ワイン振興を図るイベント開催などを求めた。

生徒2人が議長を務めて進行した。提案や質問は五つの講座に分かれて学んできた成果をまとめて投げ掛けた。平和講座で、自費で広島県の原爆ドームを訪れた澁澤一蕗さんと菊池直弥さんは「誰でも平和学習ができるよう経済的支援をしてほしい。 現地に行った経験を生かし多くの人に平和を広げてもらえる」と主張。村田俊広議員は「派遣できるよう働き掛けを続けたい」と答えた。

アウトドア講座で、キャンプ場訪問などを通じて自然を整備して守る活動を学んだ百瀬公裕さんは、村図書館裏のあやめ園や原っ子の森の整備を要望。「高校生や大人になって原村に帰ったときに集まれる場所がほしい」と、バーベキューができたり池の水質を改善したりすることを提案した。半田裕議員は「来年度以降、十分な管理や使い方の周知などを含め活用できるか考え提案したい」と述べた。

このほか観光客が利用しやすい公共交通の整備や移住促進のイベント実施などの提案もあった。百瀬さんは「緊張したけど初めて知ったことがあった。将来は村のために少しでも力になれたら」。松下浩史議長は「行政任せだけでなく住民が一体となり、子どもの立場でも村を盛り上げてもらえたら」と期待した。

主権者教育などが目的の中学生議会は1998年から始まり22回目。昨年は同校で中学生と村議の意見交換会として開いた。

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