手作り品”店頭販売” 南箕輪キッズマルシェ

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訪れた人たちを丁寧に迎え、接客する子どもたち=南箕輪村の大芝の湯

南箕輪村観光協会は20日、小学生が出店者となって自ら手作りした商品やリサイクルしたい物品など販売するフリーマーケット「キッズ&スクールマルシェ」を同村大芝高原の日帰り温泉施設・大芝の湯で開いた。子どもたちに主体的に取り組んでもらおうと初めて開催。訪れる客との触れ合いを通じて社会経験を積み、地域への愛着も深めた。

観光スポットである大芝高原のさらなるにぎわい創出に、月1回のペースでマルシェを開く同協会。今回幼いうちから観光の原点である接客を経験してもらうことで、将来的な人材育成や積極的に観光客を迎える環境形成につなげようと、「キッズ&スクール」を企画した。村内や伊那市、辰野町、諏訪市、岡谷市などの11組が参加した。

この日のために価格設定など準備をしてきた子どもたち。「見ていってください」と勇気を振り絞りながら客寄せもし、「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と丁寧に対応した。

岡谷市長地小5年の児童(10)は、手作りしたキーホルダーなどを販売。「一人でお店をやりたかった。実際やってみると、準備も大変だったし、声掛けなども難しい」と話しながらも笑顔で接客し、母親は「どれをとってもいい経験になる」と目を細めた。

南箕輪村南部小5年と3年の姉妹は、手作りのアクセサリーなどを出品。「『かわいいね』って買ってくれる人もいた。お客さんと仲良くなれた」と充実感に浸り、父親は「社会の基本を学ぶいい機会になった」と話した。

協会事務局の有賀彩さんは「想像以上に子どもたちはきちんと接客していて驚いた。このような取り組みを通して、地元をもっと好きになってもらい、発信源になってもらえれば」と期待した。

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