駒ケ根市長に伊藤氏 松﨑氏退け再選

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再選を決め、万歳をして支援者と喜びを分かち合う伊藤祐三氏=21日午後10時30分ごろ

任期満了に伴う駒ケ根市長選は21日投開票され、現職の伊藤祐三氏(63)=無所属、福岡=が、新人で前市議の松﨑剛也氏(48)=無所属、下平=を1830票差で破り、再選を果たした。有権者は、財政再建など1期目の実績を強調し「まちづくり、もっともっと前へ」をキャッチフレーズに掲げ、現市政の継続を訴えた伊藤氏に次の4年間のかじ取り役を託した。投票率は58.12%で、2020年前回選を2.6ポイント下回り、過去最低だった。

伊藤氏は昨年9月に出馬を表明。財政再建を進め、公共施設の長寿命化・統廃合の計画や保育園・幼稚園の再編整備に向けた保育ビジョンなどを策定し、社会インフラへの「計画的な投資」の準備を整えたと成果を強調。「まちづくりをさらに前へ進めていきたい」と2期目を目指した。

社会とのつながりに難しさを抱える若者に向けた相談窓口の設置など個々に寄り添う子育て支援施策や持続可能な自治組織の構築を掲げた。

初当選した前回選同様、中学高校時代の同級生らで組織する「応援団」など、主張に共感する支援者と共に草の根の運動を展開。ミニ集会を通じて実績や政策の浸透を図り、党派を問わず支持を広げ、無党派層も巻き込んだ。

松﨑氏は昨年8月に出馬表明。「市民の声を聴く市政に変える」と市政の刷新を訴えた。保育園・幼稚園の耐震化や福祉施策、子育て支援の充実を掲げ、若さや行動力をアピール。市内全区に設けた支部組織を軸に運動を展開し同年生や子育て世代の応援団のSNSや口コミを通じた浸透も図ったが、及ばなかった。

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