2024年1月25日付

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大寒を過ぎ、一年で最も寒いといわれる時季だが、諏訪は19日から22日まで4日連続で最低気温が氷点下にならない日が続き、厳冬期とは思えない気候になった▼気象庁の観測データによると1980年代と比較し、気温は着実に上昇傾向にある。諏訪の今月の気温は24日時点で、最低気温が氷点下10度以下になった日はゼロ。10年前の2014年と20年前の04年は2日だが、最高気温が氷点下の真冬日が4日ずつあった。40年前の1984年は氷点下10度以下を14日観測し、1月21日は氷点下20.9度。真冬日も5日を数えた▼84年の気温を見ると、今では信じがたい数字が並ぶ。3日連続で氷点下10度以下を観測し、1日だけ氷点下9.6度を挟んで2日間氷点下10度以下になった。これが2回。1カ月間の最低気温の数値は高い日でも氷点下5.1度。諏訪盆地が丸ごと寒気に覆われている感じだ▼日常生活にとっては暖かい陽気は歓迎だが、影響を受ける業種は少なくない。スキー場や角寒天・凍り豆腐製造業者、冬物衣料品の売上動向など。いずれも寒い気候と、ある程度の降雪量を望んでいるのではないだろうか▼八剱神社(諏訪市)の関係者が、連日続けている諏訪湖の観測。6季ぶりに御神渡りが出現すれば令和初となる。観測終了の目安となる立春の2月4日まであと10日。強烈な寒波の到来で、湖が神秘的な姿に変貌するのか。期待したい。

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