角寒天作り今季後半戦 最強寒波に期待

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寒風にさらされ仕上がり間近の真っ白な角寒天が並ぶイチカネト=茅野市宮川

諏訪地方の厳しい寒さと乾燥した気候などを利用した特産の角寒天作りが今季の後半戦に入った。県寒天水産加工業協同組合(茅野市)によると「朝晩と日中の気温差が大きく、大雪の予想が大雨だったりと天気に振り回されながらの製造だが、経験と技術で各社例年並みの生産量を目指している。もう少し冷え込みがあれば」と間近に迫る最強寒波に期待している。

氷点下7度まで下がった24日早朝、同市宮川のイチカネト(五味嘉江社長)では、海藻のテングサを大釜で煮溶かして作った生天を干し台に並べる天出し作業が行われた。凍ったり、解けたりを繰り返し2週間ほどで水分が抜けて角寒天になる。隣の干し場では前日出した生天が凍って透明に輝き、別の干し場では完成に近い真っ白な角寒天が広がっていた。作業は2月中旬まで。

組合長でもある五味社長は「組合では『寒天の里』を誇れる質の良い寒天作りに励んでいる。健康と美容のためにもぜひ食べてもらいたい」とPRしている。

組合と茅野商工会議所は今年も「寒天の日」(2月16日)に合わせて、市内全ての保育園や幼稚園、小中学校に角寒天を無償提供し、子どもらに寒天給食を通じて郷土の味と伝統産業に親しんでもらう。

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