Tシャツ売上金で文房具寄付 赤穂中生徒会

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JICAに文房具を寄贈した今年度赤穂中学校生徒会の役員(右から1人目と2人目)と隊員候補生=JICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所

駒ケ根市赤穂中学校生徒会は24日、途上国の子どもたちの教育支援に役立ててもらおうと、今年度の同校文化祭「第67回白鈴祭」で販売したオリジナルTシャツの売上金などで文房具を購入し、国際協力機構(JICA)に寄付した。同市のJICA駒ケ根青年海外協力隊訓練所で訓練に従事する隊員候補生に物品を託した。隊員が赴任する際に現地に持参してもらう。

スローガンに「MY HOME 赤穂中」を掲げた今年度生徒会。「SDGs」(持続可能な開発目標)にならって、17個の目標を示した「FAGs」(Familizationable Activity Goals、家族化可能な活動目標)や、文化祭テーマ「一家団結」も掲げて、年度を通して、全校と地域、世界の人がつながる取り組みを企画、実施してきた。

Tシャツは、全校や商業店舗の協力で回収したアルミ缶で得た資金を活用し、オリジナルデザインを7色展開で作り、昨年9月の文化祭一般公開で販売。追加販売も含めて一般販売分で106枚、2万7560円を売り上げた。生徒や職員の購入分も含めると、販売枚数は計900枚。

文房具購入費にはTシャツの売上金とアルミ缶回収で得た資金から約2万5000円を充て、ノートや鉛筆などを購入。学校購買から買うことで売れ残りも防いだ。

この日は今年度生徒会本部役員の2人が同訓練所を訪れ、活動概要を説明。「住む場所や人種が違ってもつながり、支え合えると信じている。文房具で世界の子どもたちと私たちをつなげてほしい」と思いも託した。

2人の説明を今年度第4次隊の104人が聴講。キルギス赴任予定の木下るさかさん(25)は「自分たちの満足だけで終わらせない」「海外に目を向ける」中学生の姿に感銘を受けていた。

同校生徒会の海外支援活動は新年度以降も続く予定。

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