上伊那厳しい冷え込み 切り干し大根天日干し

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切り干し大根を作る伊那市長谷非持の春日孝徳さん。網の上に並んだ大根が陽光を浴びて白く輝く

26日朝の上伊那地方は厳しい冷え込みとなり、伊那で氷点下8・9度、飯島で氷点下7・3度と今季の最低気温を更新した。伊那市長谷非持の春日孝徳さん(89)宅では、冬の冷え込みや乾燥を利用して作る保存食、切り干し大根作りが行われている。網の上で天日干しにしている大根が、陽光を浴びて白く輝いている。

約20年前から作っており、主に道の駅「南アルプスむら長谷」の農産物直売所で販売している。そのため春日さん宅では、自宅で栽培した大根約200本を切り干し大根にする。妻の裕江さん(85)が包丁で千切りにしているのが特徴。太めで味がよく染み込むといい、購入者らからも好評という。切った大根は1週間から10日ほど天日干しに。例年12月ごろ作業を始め、2月中旬まで続く。

春日さん夫婦の切り干し大根はかつて長谷の小中学校の学校給食にも使われ、2019年の全国給食甲子園に長谷学校給食共同調理場が出場し特別賞を受賞した際の献立にも使用された。切り干し大根を作る家庭は少なくなったといい「もう年だが、できる限りは続けていきたい」と春日さん。「たくさんの人に食べてもらえたらうれしい」と話していた。

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