原小「命のひまわり」 収穫した種をNPOに

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学校で育てたヒマワリの種を笠原理事長に手渡す南委員長(左)

ヒマワリを育てて命の大切さを伝える啓発活動「命のひまわり 笑顔の種まきリレー」に取り組んだ原村原小学校は25日、啓発活動を進めるNPO法人「骨髄バンク長野ひまわりの会」に収穫したヒマワリの種を渡した。学校の花壇で栽培してきれいに咲かせた花から外した種を、児童代表が笠原千夏子理事長(49)=諏訪市=に手渡した。

骨髄バンクのドナー登録や献血の推進に取り組む同会は、2012年に白血病を発症し、実弟の骨髄移植で生還した笠原理事長が設立した。ヒマワリは闘病中の笠原理事長に生きる希望を与えた花。「ヒマワリのように前向きで真っすぐ命の大切さを伝えたい」と、県地域発元気づくり支援金を活用して22年度から種の配布を行っている。今年度は昨年7月、諏訪地方の全小中学校46校に計1万4000人分を届けた。

原小は410人分の種を受け取り、児童会環境委員会が校門から昇降口までの通路の両側の花壇などに植え、水やりや草取りなどの管理を行った。丹精込めて育てたヒマワリは大きなものは高さ2メートルほどに成長し、7月末から9月中旬まで大きな花を咲かせたという。

この日は笠原理事長を同校に招き「種のお渡しの会」を開いた。環境委員29人と今井志保校長が参加して活動内容を報告し、南凛空委員長が種を渡した。

笠原理事長は「命ある植物を大事に育ててもらい、種という形にしてくれたことがうれしい。いずれは全国に『命のリレー』を広げて全国のみんなを笑顔にしたい」と協力に感謝した。南委員長は「頑張って育てたヒマワリの種が、多くの人を笑顔にすることができたらうれしい」と話した。

各校の児童生徒が収穫した種は同会で回収。他校に引き継ぎながら、将来的には全県、全国と活動範囲を拡大したい考えだ。

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