”地域みんなの幸せ”形に 長谷中サミット

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地域みんなの幸せについて大人と意見を交わす長谷中生

伊那市長谷中学校生徒会は26日、地域住民との交流活動「長谷の縁側」の一環として、地域の大人たちと長谷ならではの幸せについて考える「長谷サミット2024」を同校ランチルームで開いた。大人と生徒が考えるそれぞれの幸せのあり方をすり合わせ、目標となる”長谷地域みんなの幸せ”を形にするため積極的に意見を交わした。

サミットは「長谷の縁側」として進めてきた地域交流の方向性を明確化し、生徒一人ひとりが目的を持って取り組めるようにしよう―と、昨年初めて開催。今回は1月から新体制になった生徒会の活動テーマ「ウェルビーイング」(みんなの幸せ)に合わせ、「長谷地域の幸せ」について大人の意見も聞きながら活動目標を固める機会とした。

この日は地域の幸せを考える上でかぎとなる「防災」「観光」「教育」「地域」「食」「移住」の六つのブースを設け、各テーマに詳しい市職員や地域で活動している人を講師に招へい。全校生徒31人を縦割りで分けた6グループがブースを回り、講師が思う「幸せ」について聞き、生徒たちが事前に挙げていた「幸せ」と比較対照しながら、地域の幸せのために続けていきたいことを書き留めて大人と共有した。

「防災」ブースでは、市危機管理課職員が「長谷は災害と共存しなければならない場所」とし、自分や家族、地域を守る「自助」や地域の状況・課題を共有する大切さを強調。「ここで暮らす幸せとは、災害があっても安心の地域をつくること」と話した。これに対し生徒たちは「地域の人との関わりを持ち続ける」「防災について新たに地域の人と話し合う」「準備、順序、場所、タイミングを中学生が一番詳しくなる」など、地域みんなの幸せのためにできることを書き込んだ。

講師の一人で、長谷小中学校の給食に地域の野菜を届けている「麦わら帽子の会」代表の小松一輝さん(32)は「(中学生は)長谷のことをよく考えている。話をしていても自然に言葉が出て、地域に対する思いが伝わってくる」。2年の生徒会長(14)は「長谷中生と大人の皆さんが共有した幸せを、実際の活動として形にできたら」と話した。

生徒会では2月15日に「長谷サミット」パート2を開き、今度は保護者を交えて具体的な活動方法を考える予定。

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